Jump'in日記

主に週刊少年ジャンプの個人的感想についてのブログです。アニメ、ゲーム含め気ままに更新していきます

週刊少年ジャンプ2019年32号感想


多忙につき遅れに遅れました…
今週ぶんは出来る限り週の頭には更新したいと思います。
週刊少年ジャンプ今週号の感想です。



【個人的評価】☆☆☆☆★

巻頭カラー、夏らしくていいですね。

人気投票ですが、ヤミさん思ったより人気っすね。僕も好きではあるのですが、やや設定盛りすぎなきらいがあるキャラですし、師匠キャラや先生キャラはあんまり高い位置にいけない傾向もあるのでこれは意外でした。ユノが2位でもいいと思ってましたがまさかの4位。ノエルが人気なのはいいことですね。ヒロインもあんまり高順位にいけない傾向があるので素直に嬉しいです。サプライズはメレオレオナでしょうか。いい姉御キャラですが単純な人気はシャーロットのほうが獲れそうだと思っていました。個人的に結構面白い結果でした。次回はネロ躍進でしょうね…。というかセクレとは同票になるんすかね。

本編感想ですが、遂にやったとみていいでしょう。最後の最後をアスタ、ユノ、ヤミ、ネロのメンツで決めたのがいいですね。メインキャラたちがちゃんと活躍するって、物語で大事なことだと思います。

個人的によかったポイントは悪魔がダッセェ抵抗しているところですね。『止まれ』『弱まれ』『戻れ』などと惨めに延命しようとしているのがよいカタルシスを感じさせてくれています。そりゃあ言葉がそのまま力になるので、抵抗自体は理にかなっているんですけど、なんとも哀れですよね、あのシーン。これまでの長い因縁の真犯人ということでヘイトを溜めていたので、そこはスッキリできました。

ヤミのシーンもいいですね。ユリウスの旦那が好きってのもあるんですけど、飄々としている男の真剣な姿ってのは王道も王道で熱いものがあります。ユリウスが退場して結構期間が空いたと思ったのですが、やはり彼も人気ありましたね。

さて、これからの展開ですが、どうなるんでしょうか。何話かは戦後処理の話なんでしょうけど、そのあと、大きな因縁も解決して戦力も一層強化された後に他国との戦争しても説得力ある強者の描写ができるかなぁ?と思わないではないです。他の悪魔の話もできるけど流石に連続で悪魔戦はそれはそれで胃もたれが…



【個人的評価】☆☆☆☆★

冒頭の潜入組の描写、コハクの逞しい表情といちいち付いてる『銀狼』のタグが面白いですね。科学アイテムに驚くアマリリスの描写も視点として丁寧でいいと思います。

モーターの話はすっごいわかりやすかったです。何でもチートで解決が最近(というかもう一昔前の印象ですが)のトレンドだったりして、それに辟易する人も多かったかと思うんですが、馴染みあるシステムを使ってわかりやすい説明で解決し、それを量産するので苦労も伝わる、というのがいい塩梅ですね。

後半、潜入組が活躍します。アマリリスがゲンみたいなことしていますね。口やテクニックはゲンの方が優秀でしょうが、対男性ではその美貌からアマリリスのほうが陽動ができると思いますし、単に上位下位互換にならないのも巧いですね。あとはコハクのアクションシーン。目があそこまでいいのはまぁご都合なんですけど、ポッと出でなく最初から活かされ何度も活用できてるのでいいと思います。

最後のシーンも実にストーンらしいですね。目標物を作る過程でうまれるアイテムがさらに今後の活路を見出す、素晴らしいストーリーメイク能力だと思います。あと単純にわくわくしますよね。ものづくりって男の子のロマンの1つだと思いますし、アニメ化でもうちょい知名度上がってもいいと思います。



◎ワンピース
【個人的評価】☆☆☆★★

久々に表紙連載始まりましたね。ヘッジたちですかね、上手く逃げ切れたみたいです。

本編ですが、戦力集まりましたね、もうちょいサクッとやってくれていいかなって思ったんですけど、最後の大ゴマカッコよかったんでまぁ。

河松のビジュアルは流石に引っ張りすぎた感がありますね。そこまで引っ張った割にインパクトがなかったですかね。そもそも最初から隠す必要もなかったまであると思うんですが、どうでしょう。

あとは疫災のクイーンらしいところが出てきましたね。ちょっと後出しがすぎるようにも思いますけどね、そうでもしないと戦いとしては盛り上がらないですからね、ただ兎丼編というか、この辺は所詮雑魚なんでさっさと終わらせてほしいところです。



【個人的評価】☆☆☆☆★

上弦壱は只者ではなかったですね。淡々としてる鬼って今まで殆どいなかったと思うので、余裕があって威厳たっぷりなのは新鮮でした。つくづく思うんですけど無惨より普通に強そう…。

痣発現、若き天才の無一郎くんの技は全く歯が立たず、逆に一太刀で致命傷を喰らってしまいました。無一郎くんは玉壺戦でかなりのスピードを見せてくれたのですが、その彼が躱せないほどの猛スピードだったんでしょうか?月の呼吸は文字からのイメージがしづらいのですが、単に速いだけだとしたら、それが一番厄介ですよね…どう戦うでしょうか。

最後は本当にゾクッとくる展開ですね。柱でも攻撃すらままならない上無理矢理鬼にされてしまうかもしれない、えげつないです。操られた味方と戦わなければならない展開はよくありますが、この場合は敵の洗脳を解くとかではなしに首を斬らねばならないのが過酷なところです。そうなる前に援軍がくる…のもなかなか難しいところ。フリーなのは不死川くらいでしょうか?あるいは鬼になる前に自死を選ぶか…。だって無一郎くんが鬼になったら無理ゲーですからね、こんな調子で柱クラスをポンポン鬼にされたらたまらない。ただ読者的にはそんな対戦カードも見てみたいジレンマ。ただ兄貴が鬼への勧誘を即答で断ってるしやっぱり柱が鬼になるのはやめてほしいような…。複雑ですね。



【個人的評価】☆☆★★★

約束が2つあるのってたぶん初めての開示じゃないのとは思うんですけど、状況がとびとびなんで覚えがないです。まあ読もうと思えば読めた展開なんですかね。

そっからの過去編ですが、いかにも先祖みたいな連中が出てきましたね…。まぁ世界観的に血筋がもうほとんどないのでそこまでの違和感はないですけど。

見開きがなぁ…。なんとも言えない。見開きにする必然性というか、普通は重要なシーンか、世界を見せつけるためか、迫力あるシーンかに使われると思うんですけど、3つ目にギリギリかすってるくらいであんまり意味がない気がします。

内容は普通ですね。もともと結果がわかりきってる話の回想なので意外性は少なくとも出しようがないと思います。なのでチームの絆と苦悩、そこから崩れる友情、という書き方をしたのはいいと思います。しかしそこまでかなぁ。普通の話でしたかね。あんな雑な見開きするならもう少し絆を丁寧に描写しないといけなかったかなと思います。



◎サムライ8 八丸伝
【個人的評価】☆☆★★★

 カラーページ、爽やか路線多めでしたが今回はキリッとしてますね。個人的に剣がちょいダサい気がしますが綺麗なカラーだと思います。

えーストーリーはまあそれなりにいいボーイミーツガールになっていると思います。何度か書いたと思うんですが、主人公の八丸は素直じゃないキャラで、だからこそ読んでてストレスを感じる部分が結構あるんですけど、まぁ境遇を考えればある程度そうなるのも納得できます。父親としかコミニュケーションしてないでしょうしね。なので師匠やアンに礼がなってないのは、読者が読んでてどう思うかは度外視して一応整合性はとれています。

そして、共に任務を遂行する過程で仲良くなって、手を握るくだりの対比が綺麗ですね。ちょいと描写不足というか、物語前半のグダグダをちょい短縮してこっちにフォーカスしてほしかったとは思いますが、たられば言ってもしょうがない。

その後の八丸の表情、おそらくアンに見栄を張って嘘をついてしまったあたりを気にした表情だと思います。これを機に八丸が反省してアンに謝罪する、みたいなシーンがあればまぁこれまでの非礼によってたまったヘイトもある程度は解消されるかなと。主人公がヘイトためる展開は巧くないと思うんですけど。

ラストの引きはなぁ…。対比ものは好きなんですが八丸側の描写と敵側の描写の対比は先週の引きでもやっててクドイですし、たこやきが対比の対象なのがしょぼい、敵と全然戦わないなども相まってそんなんいいから話進めろと思ってしまいました。どうせ来週の引きも敵と遭遇してどうする?で戦わずに終わるんだろうなぁとネガティブに思ってしまいます。



◎僕たちは勉強ができない
【個人的評価】☆☆☆★★

強引な展開からのちょいエロとやや真面目な話で組み立てるいつものぼく勉ですね。

先輩の水着が冒頭何も着てなさそうに見えるようにデザインされていますね。あんまり好きな手法ではないんですけど、ぼく勉を知らなくても頭を見れば読んでみようかと思わせる為の作りです。

そこからの展開はまあいつもほど強引ではなかったですが。冬でいきなり水着になれる女子はいないんじゃ…とは思わないでもないですけどまぁジャンプ作品でそこまでえぐいリアルな描写は必要ないでしょう。

2人の内面の吐露はシンプルにいいシーンだと思います。と同時に、成幸が素直に悩みを打ち明けられるという意味で先輩はもうヒロインレースにはいないんだろうなとも思いました。きっと成幸が本気で恋の壁にぶつかった時の成幸側の相談相手なんだと思います。

あとは今週に限った話じゃないんですけどコメディが弱いかなぁ…と感じます。ラブコメテンプレでちょいエロがメインなんですけど、ボケとツッコミをちゃんとやってくれないと流石にキャラだけでは飽きてくる…。アニメもそこまで爆発しなかったみたいですし、そこはもうちょっとどうにかしてほしいところです。



【個人的評価】☆☆☆☆★

死柄木の過去のチラ見せです。何があったかまでは以前伏せられていますが、個性が発現した結果全て壊れてしまった感じですかね。いつも手をとってくれた華ちゃんがある日個性のせいでそうなってしまったと考えると本当に恐ろしいです。華ちゃんのキャラデザ好きです。

そして『あの時僕が言ってほしかったのは』のセリフは震えました。1話のデクと全く一緒のセリフ。ただのセルフオマージュではなくデクと死柄木は出会った師や個性があったせいで苦しんだ、なかったせいで苦しんだと対比されている部分が多いので尚更効果的に使われています。

そしてギガントマキナ襲来!戦況がひっくり返っているでしょう。結構長いこと敵編やってきてるので、やっとかとも思いますがさすがにそのぶんだけの大暴れをしてくれそうで楽しみです。



◎アクタージュ
【個人的評価】☆☆☆☆★

扉相当のページポップでかわいくていいですね。こういうデフォルメちびキャラいいですよね。

王賀美が本当にいいキャラしています。登場時の肩書きとか振る舞いで嫌な予感したのですがすっかり大成した感があります。

天知がずっと余裕なのが癪ですが王賀美にいい具合に振り回されていて楽しいです。トリックスターに見ててコメディ役かってくれているのが巧く作用したんでしょうか。そこからの王賀美と武光のやりとりもグッド。武光くんの実直さ、そして王賀美が王賀美である理由、そう思わせるには十分に仕上がっていました。そんな奴いてたまるかとも思いますけど、王賀美が俺様オラオラ系じゃなくて割とクールな部分も持っていたからじゃないですかね。武光に『悪いな』って言ったところすごい好感度あがりました。

からのスター3人揃い踏み。相変わらず強キャラ感が凄い。ぱっと見バトル漫画みたいな様相を呈していますが、たぶんバトル漫画じゃないから、つまり千世子も阿良也も夜凪に負けたりしてないからこその強キャラ感なんだと思います。宣戦布告も格好いい。まぁ2人にしてみれば夜凪しか見てない王賀美に思うところがあるでしょうからね。個人的にはギリギリで夜凪が来るかなと思っていたのでオッと思うような展開でした。ここにどう夜凪が絡んでいけるでしょうか。



SPY×FAMILY
【個人的評価】☆☆☆☆★

出張版の読み切りとして満点の出来だったと言っても過言ではないのでしょうか。あらすじの紹介、各キャラの特徴、コメディの質、ドラマにオチと文句ないです。しっかりした読み切りでした。

原作は未読なので、偽装結婚なのは互いに納得しているのに互いの正体は知らないのはちょっとよくわかんなかったですけど、それ以外の設定はすんなり飲み込めました。

設定のあとはコメディパート、これも普通に楽しめました。アーニャがちちの思想を組んで説明口調になるところとか、任務を引き受けるくだりとか、いいギャグですね。

そしてドラマパートというか、戦闘パート、これもいいですね。奮闘するロイドもサポートするアーニャも、それぞれの能力を活かしているので好印象です。ただヨルさんの活躍がここのちょこっとだけなのでちょいと影薄い気もしましたが、尺を考えれば致し方がないでしょう。

その後の家族の笑顔も、オチも綺麗でした。原作側も読んでみたくなるようないい作りだと思います。大きいインパクトはなくともコメディの質がいいのでこっちで連載してもいいかなとまで思ったのは久々です。本誌は今ラブコメ頼りの深刻なギャグ不足ですからね…。



【個人的評価】☆☆☆☆★

カラーはパワーちゃん。野性味があっていいですね。歯磨いてるけど。パワーちゃんは綺麗好きではないはずなのでどういうシーンなんでしょうか。食べることに関してはちゃんとするタイプなんですかね。あとはパットなしバージョンなのもいいっすね。セクシーさがないようでにわかに滲んでるのが巧いです。

冒頭はアキの病室のシーンです。コロコロ一緒に読んでるデンジくんとパワーちゃんがなんかかわいい。お見舞いって感じもあんまりしませんし、意識戻るまでいるように命じられたんですかね。それとパワーちゃんはマジでシンプルに逃げただけなんですかね。裏で敵と繋がってた…は二番煎じですから、実は助けを呼んでいたパターンかと思っていたのですが、まぁこのほうがパワーちゃんらしいかな。

生存報告を受けた時のアキの表情が切ない。他の人も当然気にはしているでしょうが、なにぶんいた時間が異なるでしょうし、姫野先輩の話が出なかったことが一番彼にはダメージだったでしょう。それが現れた2コマがかなりいい味です。それを見て察したのかデンジくんがリンゴ置いていくところもいいですね。前半全部俺のだと言っていたのともうまく使われています。

そこからの描写が凄い。ジャンプらしくはないんですけど、哀愁が凄まじい。僅かしか残っていない寿命。命の長さのやりとりはタバコを思い出します。『骨が腐るから吸わない』の一点張りだったアキに、『長い付き合いになりそうだから』とタバコをくれた人。その人の顔が浮かんできて、涙にくれます。これ、火が灯らないってのが命の灯火としの暗喩でしょう。本当に、映画のワンシーンかのような美しい組み立てです。今週はちょいと迷いましたけど、ベスト表情はこのアキが泣くところですかね。『私が…死んだ時さ…泣いてほしいから…』という彼女の言葉を思い出します。報われたとまではいいませんが、やはりアキにとって大切な人だったんだと思います。

それを外で聞いたデンジくんのリアクション。柄にもなく考え込みました。デンジのここまでの心情描写ってだいぶ久しぶりな気がします。アキ先輩が死んでも、パワ子が死んでも泣けないし、マキマさんが死んでもきっと泣けない。それに関して人としての心を失ったんじゃないかという考えがよぎっていましたが、というよりも境遇が境遇だから人との絆を知らないだけじゃないんですかね。姫野先輩も初めての友達ではあるんですが、やはり時間が短すぎて絆と呼ぶにはやや薄い。この辺かなり考えられていて、読者の実感とほとんど変わらないんですよ。読者としては『もうちょっと他の人たちの活躍が見たかった』とも思うんですが、そうするとここでデンジくんに共感できないんだと思います。ここで一回布石として敷いておいて、今後何かで絆が深まった誰か(おそらくアキ先輩になるでしょう)の死を経てどうなるか、というところがポイントになってくると思います。

あと病室に入っていかないあたりやっぱりデンジくんはそれなりに人の心みたいなのがあるんだと思います。その後の訪問者との対比でもありますね。あの2人がどのくらいの実力者なのかはわかりませんが、京都側の幹部クラスでしょうから、やはりネジがぶっとんでるんだと思います。りんご食おうとするし、襲撃後の会話からもそんな感じしますしね。それがデンジくんとの対比で表れているのかなって思います。

考えた末、彼は楽しく生きたいと思考を放棄します。彼らしいし、布石の敷き方としてもいい具合だと思います。そのシーンのあたりで自動販売機をじっと見つめて中身が取り出せないことに憂鬱になるパワーちゃんがまたかわいいですな。おさなあざといですね。

最後は新キャラが登場します。新キャラといっても19話で回想の中で登場していますが。読み返して気がついたんですけどこの時姫野先輩がぶっとんでいないことを指摘されてるんですよね、それはつまり長生きできないって意味ですから、この展開が示唆されていたんですね。そして当然アキもぶっとんでいない側だと言われてますから、つまり…そういうことなんだと思います。

で、最後の問答。デンジくんらしいし、パワーちゃんらしいですね。そしてそれはネジがぶっとんでるものですから、回想シーンから鑑みても彼がおおよそ望んでいたような回答でしょう。だからこその満点ですね。からの煽り曰く『死導』が始まります。パワーちゃんがやっていい表情をしていない 笑

こういう渋めのおっさんキャラ僕好きなんですよ。タイプはちょっと違うけど、京楽さんとか鱗滝さんとか。そしてマキマさんのリアクションからして面倒臭そうな人ですが、強キャラ感はバッチリですね。次回は修行パートでしょうか?楽しみです。



◎トーキョー忍スクワッド
【個人的評価】☆☆☆★★

やっぱり組み立てはテンプレなんですよね…。悪い意味ではなく素直でいいと思います。

冒頭のちょいエロシーン。セクシーにも可愛いにも振り切れてないのが個人的には気になりますが、しかしこういうのもある程度は効果的ですよね。というのも少し前に、本当に読んでてイライラした漫画が連載されていたんですが、乳首権が発行されたからか割と単行本でまずまずの結果出したという例がありますからね。それと比べればスクワッドは全然マシな漫画なんですけど。

記憶術に関してはとってつけたような設定がきたなぁって感じです。無尽蔵に使えないようにストップがかけられたんだと思いますけど、それだけ苦労するのも、永遠に封じられるかもしれないリスクが高すぎるのもどうなんだ?と思います。まだ序盤のスキルなんだと思いますけど。

あと狂言回ししてたエンが出番から外されました。パピヨンがエンをもう認めてるから前回みたいな話の流れにはできないってのはわかるんですけど、彼を現場に引っ張ってかないとどんどん置いてかれそうで。もともとスキルがサポート用なんですけど狙われてる以上は強くならなきゃじゃないですかね。

あとは導入編として普通の出来ですね。現在の内容の整理と敵のチラ見せ。このためだけに噂してただけで殺されたチンピラがかわいそうでなりませんが、南雲のイカれ具合はちゃんと表現できてましたね。ただ何人殺したって調べがつくのはどうなんでしょう、ハッタリにはなってるんですがそれ分かるなら逮捕できるのでは?警察が機能してないみたいな世界観なのはわかるんですけどそれにしては町の描写とかは普通なんですよね…。



◎ハイキュー‼︎
【個人的評価】☆☆☆☆★

『速さ』と『高さ』が炸裂です。ライバルの1人である青根が思わず立ち上がるってのがいいですね。静かに熱いタイプの彼なので、そのリアクションからも凄い攻撃なんだと伝わります。同じく鷲匠先生も、表情はありませんが絶対心動いてますよね、これ。純粋に高さを求めてきた先生が日向を認めつつあるんだと思います。

トスを素直に褒める日向も、応援しやすい主人公してて好きです。どこかクールぶって生意気な主人公が増えてきてちょっとやだなぁって思っている人間なので、日向みたいなバカだけどバカじゃなくて、芯が通ってる主人公いいです。影山も影山でバカなので好きです。

あと解説組が揃ってきていいですね。基本戦術は戸美のキャプテンとおじさん組が、ブロック、守備戦術は音駒が担ってますけど、セッターの解説に宮兄弟が加わってさらにわかりやすくなりました。その侑の解説によれば、日向は影山のことも考えて飛んでいるとのことです。合わせる影山が凄いのはもちろんなんですけど、日向だって考えている。『影山がいなければ価値がない』と影山の武器のように言われていた日向の成長を感じるワンシーンです。その後も助走のことを考えてブロードに切り替えるところも素晴らしいですね。音駒戦やって尚スタミナ尽きないのはちょいご都合なんですがまぁ許容できるでしょう。ってかリアル寄りにして内容が低クオリティになるのもどうかっていうところですし。

淡々と反撃できる鴎台も強敵感出てますね。ネットインで流れが完全に烏野なところをエースの一本でぶち破る。セット終盤で僅差、そこに烏野は山口投入で引きは熱い!煽りの次弾装填完了もカッコいいです。第2セット終盤、どうなるか注目です。



◎呪術廻戦
【個人的評価】☆☆☆☆★

扉いいですね。五条の調子乗ってる感、夏油のクールに見えて厨っぽさも垣間見える感、家入さんの闇が深そう感が現れているように思えます。やっぱりこの手のスリーマンセルは男の子ごころを揺すります。ザ・王道ですよね。

前半の状況説明はややコミカルにしてくれたので退屈しませんね。『冗談で済ますかは俺が決めるからな』は正論すぎて笑いました。ただ大事な話ではあるんですよね。不死の天元が暴走する可能性があるとの話。この話の終着点によっては、つまり問題が解決されず先延ばしにしたり、という場合によっては虎杖達に魔の手が降りかかる可能性もなくはないんだと思います。

それを総括した時に出てきたデジモンのくだり、僕なんかはもうすっごくわかりやすかったんですが、『わかりやすい!』と思える読者は何人いるんだろうなぁ。デジモンってポケモンと違って進化先が複雑に分岐してるんですよね。詳しくは省きますが、例えばガルモンっていう有名なデジモンはガルルモンになるってのがアニメ見てた人が思うことなんですけど、ゲームだとケンタルモンになったりするし、パタモンもエンジェモンじゃなくてイガモンになったりする。それを修正するために退化して条件整えて再度進化する、みたいなのがしょっちゅうあります。僕はデジワー2っていう凄まじいクソゲーでそれを痛感してきた人間なんでとてもわかりやすい例えでした。気になる人はデジワー2でググっていただければどんなゲームかわかるかと思います。

任務開始のノリノリの夜蛾次期学長いいですね。勢いが凄まじいです。なにかのパロではないか?とネットでもいわれてます。ジョジョとかハンターハンターの雰囲気を感じるみたいですね。

後半は衝突シーンですね。自販機が110円なのが技が細かいですね。夏油のセリフからどうせ盤星教のほうが厄介なんでしょう。Qの戦闘員もなんかテンプレ下っ端感すごいですから。

それにしても夏油も五条も煽り屋ですな。五条との相対性でなんかまともに見える夏油ですが『もっと近くで喋ってくれ』のセリフと表情と態度がもうキレッキレでいいですね。対する五条もめちゃくちゃ生意気で、面白い作りだなあって思いますし、これが今の五条になったのはやはり夏油の謀反があったからなんでしょうし、この先の終着点がすごい楽しみです。

そして引きは伏黒父の登場です。彼もなかなか強キャラオーラ出てますね。彼が引っ掻き回すことで夏油が闇堕ちするんでしょうか。そしてやはり厄介なのは盤星教のほうっぽいですね。先週は話の唐突さと、ただの序章だったんでイマイチに思ったんですけど、今週はとてもよかったです。次回も楽しみ。



【個人的評価】☆☆★★★

戦後の処理だったんですけど、年が戻った状態での全員マッサージは、あんまエロくないですけどなるほどなぁというか、シチュエーションとしてはいいんじゃないかなぁって思いました。ただあの恍惚とした表情は好みでないのでちょっとやめてほしいかなぁ。

あとは呑子さんのパートでちょっと謎まいてきましたね。なんだか幽奈さんの成仏のあたりまでもう少しなんじゃないかって気がしてきました。あと何話かエロコメやって大長編になりそうな予感。となると次期打ち切りレースに参入もあるでしょうか。火ノ丸共々気になるところではあります。



◎ふたりの太星
【個人的評価】☆☆☆★★

なんとかドベ3は回避しましたがやはり低順位なのは気にかかります…。

初めて真っ当に将棋らしいことしたなぁって気がします。駒の動かし方は知っていますけど戦術に関しては詳しくないのですが、いや居玉崩れたよね?ってだけ思いました。

でもメインはイズミの掘り下げですね。危うく屈しそうになった過去と、それを助けてくれた家族の話。壊す必要まではなかっただろうよとも思いますが、ドラマとしては十分よかったです。彼が聞いた音の対比や、星が明らかに不自然な目隠しへの許容からの彼のポリシーとか、相変わらず好きな話の回し方です。まぁ流行らなそうな感じは僕もなんとなくわかります。来週以降も掲載順の推移を見守りたいと思います。



◎神緒ゆいは髪を結い
【個人的評価】☆☆☆★★

画の圧といいホラー感といい、変わり身成功かなと思います。平凡なラブコメからみれば先がきになる作りですし、上手くいったのかなと。

白ゆいは可憐さばかり押し出されていたので、ここで恐怖に歪む顔を次々と見せてくれるのは展開としてギャップがあっていいですね。

からの鍵斗くんパートです。エビちゃんは絶対ポニテのほうがかわいい。そんでもってゆいを探しに行くことになりました。彼の財力が活きた展開ですし、唯一怖がってないから立ち向かえるのも相応の理由で納得できます。また引きのかっこよさは十分ですね。バトルできる訳がない普通の一般人なんで出てきて何するのか?とも思いますが、対象者が恐怖から逃れることができればとりあえずは大丈夫そうですね。よかったと思います。



◎ビーストチルドレン
【個人的評価】☆☆☆★★

タックル習得回ですね。先輩たちが可愛そうでならないんですが、無事に習得できたので何よりです。サクラをとことん信じることにしたシンはブレなくていいなって思いますけど『オレが見込んだ』ではなくて『ユキトが見込んだ』なのがちょっとダサいかなって感じはします。新しくはあるんですが。まず読者にはユキトの設定が開示されていないので、イマイチ納得できないし、じゃあそれを考察したいかっていうとそこまででもないので、ここはユキトのメールはきっかけで、シンがなにかを見出したほうがキレイかなと思います。

あとは僕がさんざん褒めてきた親友ポジの子ですけど、あまりにもラグビーに関心が無さすぎてちょっと好感度ダウンですね。きっとなんやかんやあって彼が加入する時のためのギャップ演出なんでしょうけど、もうちょいサクラじゃなくてラグビーに好意的な感じを見せて欲しいところです。

引きの闇をタックルでぶち抜く漫画的演出はいいなって思いました。5メートルの話も使ってますし、悪くない出来だと思いますが、ちょいとスローなのが響いてかドベ2です。こっから巻き返しは厳しそうですが、悪くもないので個性が光ればあるいはってところでしょうか。



◎最後の最遊記
【個人的評価】☆☆☆★★

こちらはドベ1固定になってますね、好きなほうなんですが浮上できない…。

箸休めの回ですがうまくドラマになってますね。死はとうに乗り越えたと悲しげに笑う龍之介ですが、いざその立場になってみると実に脆い。駆け出す龍之介を遮る先生の大ゴマ迫力あってよかったと思います。

引きはあんまりかなぁ。唐突の謎設定ですがあんまり惹かれなかったですね。まず画として冠が本体であることがちょっとわかんなくて、煽りがないと僕には伝わらなかったんで、そこはちょいと不親切かなぁと。あの場面でナレーションいれるのも変なんですが。それと彼らがいる虚園みたいなのはどこなんですかね。ろうそくについても、百物語絡みなんでしょうが、なーんか唆られないです。ただコハルと龍之介の母親の繋がりはちょっと気になりました。この順位で次章はどうなるか、推移を見たいと思います。